大丈夫!罪悪感があっても売れるから
サロンの売上を上げたいなら
「売ることへの罪悪感を捨てよう!」
そんな発信を見かけることがあります。
たしかに、罪悪感ってやっかい。
でも、正直に言うと……罪悪感は捨てられません。**
■ 罪悪感って、一生出てくるもの
「お金をいただくこと」
「高額で販売すること」
「価格を提示すること」
「セールスすること」
「お金を使うこと」
“お金”に関わることだけでも、
罪悪感がむくむくと顔を出します。
そしてこれは、その人の人生経験や
育ってきた環境、触れてきた情報の積み重ねでできているもの。
昨日今日できたわけじゃないから、
簡単に捨てられるはずがないんです。
実は――私自身も営業をして40年以上たちますが、
「売ること」「価格を提示する」ことには
今でもほんの少し、心がザワっとします。
長く経験していても完全には消えません。
だから、罪悪感があること自体はまったく問題ではないのです。
■ 変わるのは「捨てる」ではなく“薄らぐ”という現象
もし変化があるとすれば、
それは「捨てる」のではなく “薄らいでいく” ということ。
・売れる体験
・「ありがとう」を言われる体験
・喜んでもらえる体験
こうした経験を積み重ねるほど、
気づいたときには“気にならなく”なっています。
でもまた別の場面で、違う罪悪感が出てきたりもする。
つまり、罪悪感は“生きている限り出てくる自然な反応”です。
■ 大事なのは「罪悪感があるから動けない」ではなく
「罪悪感を理由に動いていない」だけ
ここが本質。
売上が伸びないのも、営業が苦手なのも、
罪悪感があるからではありません。
罪悪感を“理由”にして行動していないから
罪悪感は、無くす必要なんてないんです。
そのまま連れて、一歩動けばいい。
■ 罪悪感があっても行動した人から、現実は変わる
「まだ罪悪感が消えない…」
「こんな気持ちのままじゃダメだ…」
そう思う必要はありません。
むしろ、そこに落ち込むほうがもったいない。
罪悪感があっても、
価格を提示してみる。
必要な人に提案してみる。
あなたの商品・サービスを届けてみる。
その小さな一歩が、
確実に現実を変えていきます。
罪悪感は捨てるものではなく、連れていくもの。
行動した人から、現実が変わります♪